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| 分類 | 薬物 | 作用機作・副作用など |
骨吸収抑制薬 | estrogens | estriol | 骨吸収抑制作用がある。Estrogenによるホルモン補充療法(HRT)は、子宮癌と乳癌のリスクがあり、使用頻度が低下している。raloxifeneとbazedoxifeneは、SERM (selective estrogen receptor modulator)と呼ばれ、骨形成やLDLコレステロールにはagonistとして働き、乳腺や子宮にはantagonistとして働き、骨吸収の抑 制と、乳癌と子宮癌のリスクを抑える。副作用は、ほてり感 と足の痙攣(こむらがえり)。 |
bisphophonates | 第一世代:
| 破骨細胞に働き、骨吸収を抑制 する。ハイドロアパタイトに結合した薬物が骨吸収と共に破骨細胞に取り込まれ、骨吸収を抑える。副作用は、消化器症状で、特に食道潰瘍。第一世代は吸収が悪く、高用量で骨軟化症を生じる。minodronateは、月1回投与で有効。 | |
calcitonin | elcatonin | 骨吸収を抑制するホルモン。 | |
vitamin K | menatetrenone | 骨基質蛋白質のosteocalcinの活性化にVit Kが必要であり、活性化されたosteocalcinがカルシウムと結合する。 | |
ipriflavone | ipriflavone | 骨吸収抑制作用と、estrogenのcalcitonin分泌促進作用を増強する。 | |
モノクローナル抗体(mAb) | denosumab | 破骨細胞の分化を促進するNF-κB活性化受容体リガンド(RANKL)に結合し、骨吸収を抑える。6ヶ月に1回の皮下注射でよい。副作用は低カルシウム血症。 | |
骨形成薬 | parathyroid | PTH | 週1-2回の間欠投与で強い骨形成促進作用がある。teriparatideは遺伝子組み換えPTH(1-34) |
その他 | vitamine D | alfacalcidol | Vit Dは消化管からのカルシウムの吸収を増加させる。 |
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