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Na+ channel の構造 上図:Naチャネルのαサブユニットの直列模式図である。4つの相同ドメインから構成され、各ドメインは6つの膜貫通セグメントを含んでいる。 下図:S5とS6はチャネルの孔を形成しているだけでなく、Naイオンに対する選択フィルターを形成している。SS1-SS2部分(下図)は、P領域とも呼ばれている。この部分のアミノ酸を変えるとCaイオンを通すようになる。S3の一部とS4が電位センサーで、paddle(船の櫂)様構造を形成している。櫂の一方の先端が細胞膜の内と外方向に自由に動くことにより、他の先端がチャネルの開閉をする(Nature, 423, 33, 2003)。αサブユニットには、2つのβサブユニットが結合しており、ゲートの開閉や電位依存性などの感受性に関係してる。 NaV1.1とNaV1.3は神経系に、NaV1.2は軸索初節に、NaV1.4は骨格筋に、NaV1.5は心筋に、NaV1.6はランヴィエ節に発現している。 2003/10/14 |
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