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β2受容体をagonistで刺激すると、続く刺激に対して応答が減弱する。これを脱感作(desensitization)という。これには、受容体のinternalizationによる受容体の減少が関与している。β1受容体はarrestinとの親和性が低く、受容体のinternalizationは起こりにくい。
Isoproterenolなどのagonistでβ2受容体を刺激すると、Gαが遊離しadenylate cyclase(AC)を活性化する。一方、Gβγは、β2受容体に結合し、G protein coupled receptor kinase(GRK、βadrenergic receptor kinase(βARK)ともよばれている)によるβ2受容体のリン酸化を助ける。 |