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β2受容体をagonistで刺激すると、続く刺激に対して応答が減弱する。これを脱感作(desensitization)という。これには、受容体のinternalizationによる受容体の減少が関与している。β1受容体はarrestinとの親和性が低く、受容体のinternalizationは起こりにくい。
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Isoproterenolなどのagonistでβ2受容体を刺激すると、Gαが遊離しadenylate cyclase(AC)を活性化する。一方、Gβγは、β2受容体に結合し、G protein coupled receptor kinase(GRK、βadrenergic receptor kinase(βARK)ともよばれている)によるβ2受容体のリン酸化を助ける。

C末がリン酸化された受容体にβArrestinが特異的に結合する。この複合体はclathrinにより認識され、clathrin vesicleとして細胞内へ取り込まれ、endosomeを形成し、20-30分で、再利用される。この過程が脱感作現象である。また、GRKは、caveolinと結合し、活性が阻害される。

他方、長期脱感作として、β受容体刺激により、βARBP(β受容体mRNA結合蛋白質、35kDa)が産生され、これがβ受容体mRNAの3'-非翻訳部分に結合し、受容体の分解を促進する。

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